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2022-03-15 09:22:00

本日3/15(火)は都合により17時00分までの営業とさせていただきます。

ご迷惑をおかけしますが、ご了承いただきますようよろしくお願いいたします。

2022-03-12 11:37:00
カフェトラモナ3月のおすすめレコード

カフェトラモナ3月のおすすめです。

 

上左:The Hackles / The Twilight's Calling It Quits(Jealous Butcher Records, 2018)

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マイケル・ハーレーの久々のスタジオ・アルバム『The Time of the Foxgloves』に貢献したカティ・クラボーンとルーク・イドスティのザ・ハックルズはオレゴン州アストリアの夫婦デュオ。ブラインド・パイロットやアリアルーヤ・クワイアでは裏方に徹していた彼らが自身のペンによる楽曲を自ら唄った1stです。バンジョーのカティとギターのルークが双方向マイクを挟み向かい合って唄うという彼らのライヴ・セットアップを忠実に録音するために、スタジオ(タイプ・ファウンドリー)だけでなくアストリアの夫妻の向かいに住むエンジニアのアダム・セルツァーのリヴィング・ルームに機材を持ち出し試行錯誤を繰り返したそうです。北米のトラディショナル・ミュージックに根差しながらも適度に同時代的で睦まやかな夫妻の歌声はフォーク・ミュージックのあるべき姿の一つと云って良いでしょう。名盤です。

 

上右:The Hackles / A Dobritch Did As A Dobritch Should(Jealous Butcher Records, 2019)

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ザ・ハックルズの2nd。アストリアにもやっと本格的なレコーディング・スタジオができ、今回の録音はそのロープ・ルームとお馴染みのタイプ・ファウンドリーの2か所のスタジオで行われ、幾分タイトな仕上がりになったようです。アルバム・タイトルはブルガリアの有名なサーカス一家に生まれ、大戦を逃れた北米で興行主として名を揚げたアル・ドブリッチの人生を謳った〈The Show Goes On〉の一節から取ったもの。カティとルークにホースネックスのガブリエル・マックレーが加わり、穏やかながらも凛とした歌声を聴かせます。他にブラインド・パイロットのライアン・ドブロフスキーやリバー・ホワイレスのハリ・アンダーソンも参加。ハックルズは2作続けて傑作をものしました。

 

下左:Adam Selzer / Slow Decay(Jealous Butcher Records, 2020)

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アリアルーヤ・クワイアの2nd『Big Picture Show』をリリースしたアダム・セルツァーはその後スタジオ内で裏方に精を出していたようで、今月のおすすめ4枚すべてがセルツァー関連の作品になりました。満を持してのソロ・アルバムはノーフォーク&ウェスタン時代の『All The Walls Are Bare』に続く2nd。デモ作のようだった前作に比べ今回はアリア・ファーラーやベン・ニュージェント、カイリーン・キングなど仲間たちに囲まれ、確りとプロダクションされたフォーク・ロックを聴かせてくれます。特にアリア・ファーラーがピアノやコーラスで参加した曲ではアリアルーヤ・クワイアを髣髴させる一面も。110枚プレスの11番です。

 

下右:Various Artists ‎/ Days Full of Rain: A Portland Tribute to Townes Van Zandt(Jealous Butcher Records, 2016)

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副題のとおりポートランドのミュージシャンによるタウンズ・ヴァン・ザントのトリビュート・アルバム。ジョリー・ホランド、ブラインド・パイロット、マイナス5など21組がタイプ・ファウンドリーに集まり、13組がアナログ盤に収録され、残りの8組はデジタル音源のDLで聴けるようになっています。極めつけはDL組のマイケル・ハーレー。2004年の『Down in Dublin』でも唄った〈Pancho and Lefty〉をホーリー・モーダル・ラウンダーズのデイヴ・レイシュとフリーク・マウンテン・ランブラーズのルイ・ロングマイアを伴い再演しています。またカティ・クラボーンがハックルズ以前にエリック・クランピットと結成していたフック&アンカーは〈If I Needed You〉をカティとルーク・イドスティのヴォーカルで取り上げ、ザ・ハックルズの萌芽を覗かせます。

 

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2022-02-27 12:34:00

3月8日(火)は都合により15時00分から営業させていただきます。

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2022-02-22 13:21:00

3月2日(水)は都合により15時00分までの営業とさせていただきます。

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2022-02-08 15:29:00
カフェトラモナ2月のおすすめレコード

カフェトラモナ2月のおすすめです。

 

上左:Spiers & Boden / Fallow Ground(Hudson Records, 2021)

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以前ここでCDをご紹介したアルバムのアナログ盤。タイトル曲の〈Fallow Ground〉はルイス・キレンがトピック盤で〈The Cook〉として唄っていたnight-visiting song(夜這いの歌)。またオープニングの〈Bluey Brink〉はトレヴァー・ルーカスやキャシー・オサリヴァンの録音もあるオーストラリアのトラッドで、大酒飲みが過ぎて硫酸まで飲んでしまった羊毛刈職人を唄っています。そしてアーチーとレイのフィッシャー兄妹のほかマーティン・ウィンダム・リードの名唱でも知られる〈Yonder Banks〉は作者のグレアム・マイルズが1960年代の半ばに書いた短編小説の中で主人公の男に書かせた望郷の歌とか。そんな先達たちの偉業を真面目に継承しているスピアーズとボーデンはメローディオンとフィドルだけのこのフォーマットが一番です。

 

上右:Various Artists / Snockument: Songs By Michael Hurley(Blue Navigator, 2021)

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ノン・セクイター・レコーズのスティーヴ・ピーターズとジョナサン・ショイヤーの構想から早くも30年、マイケル自身も制作に加わりブルー・ナビゲーターのブレンダン・フォアマンらの手によって出来上がったマイケル・ハーレーのトリビュート・アルバムです。キャット・パワー、ヨ・ラ・テンゴ、キャレキシコ、キャス・マコームス&スティーヴ・ガンなど全10曲。録音には古いものでチキン・チョーカーズの1986年から最も新しいハックルズの2020年と時間的な隔たりがありますが、恰も同じ場所で一日で録られたような統一感を持って制作されています。注目すべきは〈O My Stars〉を唄うハックルズ。マイケルの最新作『The Time of the Foxgloves』にも参加していたオレゴン州アストリアの男女デュオで、2019年作『The Twilight's Calling It Quits』は超名盤です。併せてお聴きください。

 

下左:Jerry David DeCicca / The Unlikely Optimist and His Domestic Adventures(Worried Songs, 2021)

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ジェリー・デイヴィッド・デシッカはジェブ・ロイ・ニコルズの米国におけるバディ。テキサス・ヒル・カントリーを拠点にSSWとして活躍する傍ら、ラリー・ジョン・ウィルソンやウィル・ビーリーなど渋すぎるSSW達の復活作をプロデュースしています。最近ではあのボブ・マーティンを手掛けたとか。本作はそんなジェリーのソロ4作目。バックに元サー・ダグラス・クインテットのオージー・メイヤーズや元バッド・リヴァースのラルフ・ホワイトを迎え、テックス・メックス大会と思いきやSSWらしい内省的な歌声を聴かせてくれます。そう云えばジェブ・ロイがプロデュースした2ndはジャージーかつソウルフルなSSWアルバムの傑作でした。

 

下右:Lal Waterson & Oliver Knight ‎/ Once In A Blue Moon(Three Black Feathers Records, 2010)

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ラルの生前、トピックからCDでリリースされた傑作アルバムのアナログ盤。2010年にThree Black Feathers Recordsから限定リリースされていたのをやっとコレクションできました。改めて聴いて気付くのは息子のオリヴァーは云うまでもなく、オールド・スワン・バンドやブロウザベラなどで活躍するジョー・フレイヤの貢献。彼女の参加した〈Stumbling On 〉から〈How Can I Leave〉〈Altisidora〉へと続く3曲は聴きどころの多いアルバムの中でそのうちの一つ。ここでの経験が後のラル・ウォーターソン・プロジェクト『Lal』に繋がったのでしょう。

 

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