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2020-03-31 11:42:00
4月5日『やぎたこ at Cafe ToRamona Vol.2』延期のお知らせ

4月5日に予定していた『やぎたこ at Cafe ToRamona Vol.2』は、新型コロナウィルス感染拡大防止のため延期させていただきます。

 

楽しみにされていたお客様ややぎたこさんには大変ご迷惑をおかけしますが、収束後改めて日程を調整し、ライブを企画いたしますのでよろしくお願いいたします。

2020-03-15 18:21:00
『旅に倦むことなし アンディ・アーヴァインうたの世界』の販売のお知らせ

このたび山口県岩国市のヒマールさんから刊行される『NEVER TIRE OF THE ROAD 旅に倦(う)むことなし アンディ・アーヴァインうたの世界』をトラモナでも取り扱えることになりました。

 

アンディ・アーヴァインはスウィーニーズ・メンやプランクシティなどで知られるアイルランド屈指のリヴァイヴァリスト。シンガー・ソングライターとしても活躍し、〈The West Coast Of Clare〉〈Autumn Gold〉〈My Heart's Tonight In Ireland〉など数多くの名曲を書き残しています。

 

『旅に倦むことなし アンディ・アーヴァインうたの世界』は数多いアンディのレパートリーの中から自作曲11曲、トラッド曲10曲を選りすぐり、アンディ自身による解説とともにその歌詞を翻訳家の柴田元幸さんの対訳で紹介するもの。うたの内容だけでなく唄われた背景も記されているので滋味あふれるアンディ・アーヴァインのうたの世界をさらに奥深く旅することができます。

 

例えば〈Never Tire Of The Road〉の項を読むとかつてJ・エリオット、D・アダムス、D・ゴーハン、D・ケーン、W・ジョーンズらとドイツのフォーク・フリークに吹き込んだ名盤『Folk Friends 2』でアンディがウディ・ガスリーの〈Seamen Three〉を取り上げたわけが分かります。アンディのウディに対する熱い想いや集まったフォーク・シンガーたちの強い絆をひしひしと感じることができ、改めて〈Never Tire Of The Road〉と〈Seamen Three〉を続けて聴きたくなりました。

 

本書について詳しくはヒマールさんのサイト(こちら)をご覧ください。

 

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カフェトラモナ店頭でお買い求めください。消費税はサービスさせていただきます。

 

なお当店ではアンディ・アーヴァイン関連のレコード、CDを多数コレクションしています。

ご来店の際にリクエストしてください。

2020-03-06 12:45:00
カフェトラモナ3月のおすすめレコード

カフェトラモナ3月のおすすめです。

 

上左:Ned Roberts ‎/ Dream Sweetheart(2020)

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一昨年の10月トラモナにやって来たルーサー・ラッセルがその時“新作も録り終えてるよ”って教えてくれたネッド・ロバーツの3作目が到着しました。ネッドはヨーク出身で現在はロンドンで活躍するSSWですが、1st、2ndと同様に本作もルーサーのプロデュースのもとロサンゼルスはエレクトロサウンド・スタジオでの録音です。ピアノ、オルガン、ギター、ドラムに亘るルーサーの八面六臂のバック・アップは的確で、ニック・ドレイクやイアン・マシューズを想わせるネッドのセンシティブな歌声を際立てています。ベースには元フリーホイーラーズのジェイソン・ヒラーも。ロンドン経由で届けられたローレル・キャニオンからの音の便りをお愉しみください。

 

上右:Jesse Harris ‎/ Songs Never Sung(2019)

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50歳の誕生日に併せて昨年秋にリリースされていたようです。プロデュースはジェシ自身、バックはビル・フリゼール、ケニー・ウォルセン、トニー・シェアの鉄壁のリズム・セクションとノスタルジックな味わいのCJ・カメリエリのホーン・セクション。プスンブーツも取り上げていたサーシャ・ダブソンの〈You'll Forget Me〉の他は自作曲で、なかでもノラ・ジョーンズがデビュー作で唄った〈I've Got To See You Again〉やリズ・ライトやサーシャの歌声で知られる〈Without You〉のジェシ・ヴァージョンには注目です。ディランやJTと異なり自作曲でアプローチした伝統的かつクラシカルなヴォーカル・アルバムです。

 

下左:Various Artists / From Here : English Folk Field Recordings Vol.2(2019)

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昨年7月のトピック盤『Vision & Revision』と同様に現在の英国トラッド・シーンを俯瞰するには格好のアンソロジーです。主宰者のスティック・イン・ザ・ホイールがイングランド各地を巡り、ナンシー・カー、ジューン・テイバー、レイチェル・アンサンク、ローラ・スマイス&テッド・ケンプなどベテランから若手までをリビングやキッチンに2組のマイクを立てフィールド・レコーディングしたもので、殆どが無伴奏の歌唱。なかでもJ・テイバーが『アカバ』で唄ったデイヴ・サドベリーの〈The King of Rome〉の再演が感動的です。

 

下右:Martin Simpson & Dom Flemons / A Selection of Ever Popular Favourites(2016)

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リアノン・ギデンスの来日がたいへん楽しみな今月ですが、以前彼女と一緒にキャロライナ・チョコレート・ドロップスで活躍していたドム・フレモンズがマーティン・シンプソンと2015年秋に行った英国ツアーのライヴ・アルバムです。かつて米国を活動の拠点にしていたマーティンのこと、現代のソングスターを謳うドムとの共演には少しも違和感がありません。バンジョーやギターはもとよりボーンズやクウィルなども奏で、交互に唄い、ガス・キャノン、ヘンリー・トーマスなどのトラディショナル曲を絶妙のコンビネーションで聴かせてくれます。

  

ご来店の際にリクエストしてください。

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