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お陰様で『スーマー Live2023 at CafeToRamona』盛況のうちに終わることができました。
スーマーさん、ご来店いただいた皆様ありがとうございました。
お馴染みの〈月明かりよ〉で始まった4年ぶりのスーマーさん。第1部は〈紙の瞳のムチャチャ〉〈逃亡者〉など唄で世界巡りを。日本には細野さんの〈風をあつめて〉で戻ってきました。
1部ではバンジョーを弾いていなかったので第2部は〈古いフレイトトレイン〉で幕開けです。〈酒が飲みたい夜は〉〈さびしい時には〉〈トホクノホシ〉と名曲が並びます。〈猫のような女〉と〈ある晴れた日〉が続いた後はトラモナに寄せて〈無言の太陽〉〈ミンストレル〉で終演。アンコールはやはり〈トラモナ〉でした。
全17曲、いつもながらの魅惑の歌声と卓越したギター、バンジョー・ピッキングをたっぷりと堪能できた素晴らしいひと時でした。
ありがとうスーマーさん、またよろしくお願いします。
ギターとバンジョー弾き語りのスーマーさんのライヴはいよいよ明日です。
残席少々。ぜひご予約ください。
2023年5月28日(日)
あきる野 カフェトラモナ
open 17:00 start 18:00
¥3000 + ドリンクオーダー
ご予約はカフェトラモナ(042-842-3488もしくはこちらから)まで
なお、当日は14時まで通常営業いたします。
ギターとバンジョー弾き語りのスーマーさんのライヴがいよいよ来週5月28日に迫りました。
お席まだ少々ございます。お早めにご予約ください。
2023年5月28日(日)
あきる野 カフェトラモナ
open 17:00 start 18:00
¥3000 + ドリンクオーダー
ご予約はカフェトラモナ(042-842-3488もしくはこちらから)まで
Ralph White『It's More In My Body Than In My Mind』『Something About Dreaming』
George Sansome & Matt Quinn『Sheffield Park』
Stephen Stills『Live At Berkeley 1971』
上記アルバムをご紹介しています。こちら をご確認ください。
Jon Wilks『Before I Knew What Had Begun I Had Already Lost』Self Released, 5 May 2023
ジョン・ウィルクスの新作『Before I Knew What Had Begun I Had Already Lost』が届きました。ジョンは現在ハンプシャー州ホイットチャーチを拠点に活躍するイングランドのフォーク・シンガー。かつて日本に12年間住んだことがあり、奥様も日本の女性とか。昨年Ele-King誌のフォークの逆襲号で「インディっぽいブリティッシュ・トラッド10選」という秀逸の記事を書いていたのでご存じの方もいらっしゃるのでは。既に3作(フィジカルでは2作)のフルアルバムがあり、本作は2021年の傑作『Up The Cut』に続く4作目です。
前作や前々作の『Midlife』では故郷バーミンガムやミッドランズのトラッドを意欲的に取り上げ紹介するキュレーターさながらの佇まいがたまらなく魅力的でしたが、今回はジャッキー・オーツやジョン・ナイス(キーボード)、ルーカス・ドリンクウォーター(ベース)ら友人の手を借り、自伝的なオリジナル曲や昨年10月急逝したベロウヘッドの名フィドル奏者で友人のポール・サーティンとの思い出の楽曲を中心に据え、これまでとは少し趣きを変えた選曲で、多彩な歌声を聴かせてくれます。
長崎や東京の地名も唄い込み奥様に捧げた自作曲〈Tape Machine〉やジョンとポールの住むホイットチャーチで採集されたトラッドで、ポールのパートをジャッキー・オーツが再現した〈Haymaking Song〉、サム・ラーナーの歌唱から学んだ2曲、滋味あふれるギター弾き語りの〈Lofty Tall Ship〉とワイルドなエレクトリック・トラッドの〈Will Watch〉など聴きどころ満載ですが、極めつけは〈Erin, Sad Erin〉。昨年7月ポールが企画した難民救済コンサートのためにジョンが用意したアイルランドのイミグラント・ソング。ジョンの切なげな歌声を聴いていると故郷を失ったアイリッシュの悲しみとかけがえのない友を亡くしたジョンの悲しみがシンクロしてくるようです。
他にもインストの〈Gallons of Brandy/ Fox Tell〉はジャッキー・オーツ&ジョン・スパイアーズ『Needle Pin, Needle Pin』からのカヴァー。ニーズ・トンプソン(Knees Thompson)さんの卓越した膝さばきが堪能できます。
ご来店の際にリクエストしてください。