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2021-01-15 22:23:00
カフェトラモナ1月のおすすめレコード

カフェトラモナ1月のおすすめです。

 

上左:Blue Rose Code / With Healings Of The Deepest Kind(2020)

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ブルー・ローズ・コードはエジンバラ出身のSSW、ロス・ウィルソンの個人プロジェクト。既に5枚のスタジオ・アルバムと3枚のライヴ・アルバムがあり、ダニー・トンプソンやジュリー・フォウリスとも共演しています。特に昨年暮れのカリン・ポルワートをフィーチャーしたクリスマス・ソング〈(I Wish You) Peace In Your Heart〉はトラモナのヘヴィー・ローテーションでした。本作は昨年7月にリリースされた最新フル・アルバム。学校をサボり酒とドラッグに明け暮れていた10代の頃にはヴァン・モリソンやジョン・マーティン、トム・ウェイツを傾聴していたとか。アコースティックながらもジャージーかつソウルフルなカレドニアン・ソウルが堪能できます。

 

上右:My Darling Clementine / Country Darkness Vol. 3(2020)

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マイ・ダーリング・クレメンタインは名作『God Shaped Hole』などで知られるイングランドのSSW、マイケル・ウェストン・キングがグッド・サンズ時代からのサポート・メンバーであるルー・ダルグリッシュと組んだカントリー・デュオ。ジョージ&タミーというよりも寧ろデラニー&ボニー的と云われています。『Country Darkness』はアトラクションズのスティーヴ・ナイーヴをフィーチャーし、コステロのカントリーもしくはカントリー・ソウルな楽曲をカヴァーしたEP3部作で、本作はその完結編。『King Of America』から〈I'll Wear It Proudly〉と〈Indoor Fireworks〉、『All This Useless Beauty』から〈Why Can't A Man Stand Alone?〉、『Secret, Profane & Sugarcane』から〈The Crooked Line〉を取り上げていますが、特にスティーヴのピアノだけで唄われる〈Indoor Fireworks〉は感動的です。

 

下左:Joni Mitchell / Live At Canterbury House - 1967(2020)

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漸く始まったジョニ・ミッチェルのアーカイヴ・シリーズ、第1弾は1968年に『Song to a Seagull』でデビューする以前の1963年から1967年までの未発表音源を5枚のCDに収めた『アーカイヴス Vol.1:アーリー・イヤーズ(1963―1967)』。で、本作はその中で一番新しい1967年ミシガン州アナーバーのカンタベリー・ハウスで録音された3ステージ分のライヴ音源を収録した3枚組アナログ盤。全24曲中14曲が〈Urge For Going〉や〈Both Sides Now〉など既発表曲、9曲が1stアルバムに収録予定だった〈Free Darling〉を始めとする未発表曲でオリジナル中心の選曲。曲ごとにチューニングを変え、自作曲を歌い継ぐ様はただのフォーク・シンガーではなく、既に”ジョニ・ミッチェル”は出来上がっているようです。オリジナルでない唯一の曲は無伴奏で唄われる〈The Dowie Dens Of Yarrow〉。2ndアルバムで〈Both Sides Now〉の前に〈The Fiddle And The Drum〉を無伴奏で唄い、後にジューン・テイバーによってカヴァーされることを思うと感慨深いものがあります。

 

下右:Alialujah Choir ‎/ The Alialujah Choir(2012)

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アリアルーヤ・クワイアはオレゴン州ポートランドで活躍するノーフォーク&ウェスタンのアダム・セルツァーとウェインランドのアダム・シアラー、アリア・ファーラによって結成されたフォーク・トリオです。『The Alialujah Choir』は女声を含むコーラスながらもCS&Nを想わせる息の合ったハーモニー・ワークが魅力的な彼らの1stアルバム。録音はセルツァーが1998年に開設し、M・ウォード『Duet For Guitars #2』、ローラ・ギブソン『If You Come To Greet Me』など数多くの名盤を生んだレコーディング・スタジオ、タイプ・ファウンドリー。もちろん本作もその名盤のうちの一枚で、CDリリース時に33枚だけ限定プレスされたアナログ盤がコレクションできました。

 

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2021-01-01 00:09:00
あけましておめでとうございます。

あけましておめでとうございます。

旧年中はたいへんお世話になりました。

本年も美味しい珈琲と素敵な音楽でお待ちしています。

どうぞよろしくお願いいたします。

 

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