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Jennie Higgins / Where Are All the Women?(Self-released, 2023)
国際女性デーの特別イベントの一環として、3月8日セシル・シャープ・ハウスで行われた『Feminist Folk Club At Cecil Sharp House』にフランキー・アームストロングやジャッキー・オーツたちと肩を並べて出演していたジェニー・ヒギンズのデビュー・アルバムが届きました。
ヒギンズと云ってもリジー・ヒギンズとは関係ないようですが、幼少の頃からフォーク・ミュージックに親しんでいて、5歳の時にはイングランド西部地方じゅうのフォーク・クラブやフェスティヴァルで唄っていたそうです。そんなジェニーのデビュー作は全10曲すべて無伴奏。曲によって自身でダビングしたハーモニー・パートが付くだけの潔いものです。
ジェイムズ・オッペンハイムの詩にミミ・ファリーニャが曲を付けた〈Bread and Roses〉で始まり〈My Johnny Was a Shoemaker〉〈The Trees They Do Grow High〉〈Let No Man Steal Your Thyme〉〈The Doffin' Mistress〉〈My Husband's Got No Courage In Him〉などスティーライやペンタングル、アン・ブリッグス、シリー・シスターズで聴き馴染んだトラッドがジェニーの名唱で蘇ります。今トラモナで一推しのトラッド・シンガーです。
ご来店の際にリクエストしてください。
3月17日(金)は都合により16時00分までの営業とさせていただきます。
ご迷惑をおかけしますが、ご了承いただきますようよろしくお願いいたします。