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2026-07-04 18:10:00
エディンバラのフォーク・デュオ、エイミー・リーチ&アラスデア・ポールの2作目が届きました。

エディンバラのフォーク・デュオ、エイミー・リーチ&アラスデア・ポールの2作目が届きました。

 

Amy Leach & Alasdair Paul『They’ll Aye Remain』Amy Leach & Alasdair Paul, 2026

 

前作『Six Sangs』が素晴らしかったエディンバラのフォーク・デュオ、エイミー・リーチ&アラスデア・ポールの2作目が届きました。前作が6曲入りEPだったので今回が本格的なデビュー作。傑作です。制作はファロウ・コレクティヴのレイチェル・ニュートンで、録音がムーア・モス・ラターのトム・ムーアが務め、2025年の9月にスコットランドのサウス・ラナークシャーで1週間かけて録られました。これまでどおりアラスデアのギターでエイミーが唄うのが基本ですが、エイミーがピアノを弾き、アラスデアがヴォーカルをとる曲もあります。またプロデューサーのレイチェルとエイミーのデュエットが聴ける〈To a Meeting〉や〈Tansey〉はファロウ・コレクティヴ・ファンには堪りません。

 

カリン・ポルワートの『Fairest Floo'er』で聴き馴染んだ〈Mirk, Mirk〉はビッグ・バラッド〈Fair Annie of Lochroyan〉のロバート・バーンズ・ヴァージョン。その抑制のきいた歌声に耳を傾けるとトラッドの名曲に新たな名唱が加わったと想わずにいられません。エイミーとアラスデアの力強い無伴奏コーラスが素晴らしい〈Babby Allan〉は様々なヴァージョンを組み合わせて構成したとのこと。リジー・ヒギンズが祖母マリア・ロバートソンの歌について語った録音がきっかけだったとか。そのリジーの歌声に習ったのが〈Young Emslie〉。Topic盤『Princess of the Thistle』で聴くことができますが、エイミーはネットのアーカイブTobar an Dualchaisで学んだようです。

 

ほかにゴーディアナ・マカロックの〈Be Kind to Your Nainsel〉、モーリン・ジェルクスの〈Mary Mild〉や〈Rue and Thyme〉など、スコットランドの先輩たちの歌唱から学んだ伝統曲が並びますが、アルバムタイトルのThey'll Aye Remainはトラヴェラーで歌手でもあるルーシー・スチュワートの語った言葉で、それら伝統的な歌唱は美しく理にかなっているからこそ「いつまでも残るだろう」とのことです。

 

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