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2020-07-31 12:41:00
昨年秋のDJ Hourで中川五郎さんもプリテンダーズをカヴァーしたジ・アンサンクスの〈2000 Miles〉を紹介してくださいましたが、そのアンサンクスの新作『Live and Unaccompanied』が届きました。無伴奏アルバムながら素晴らしいのでご紹介します。こんなアルバムがリリースされるイングランドのフォーク・シーンからはやはり目が離せませんね。
本作は彼女たちのディヴァージョンズ・シリーズの5作目で、この5月にリリースされた最新作。いつもはレイチェルとベッキーのアンサンク姉妹にプロデューサーでピアニストのエイドリアン・マクナリー、ベースとギターのクリス・プライス、ヴァイオリンのニオファ・キーガンを加えた5人でライブを行うアンサンクスですが、 「Unaccompanied, As We Are」と名付けられた昨年の春のツアーは少し異なっていました。姉妹にニオファを加えた女声トリオのみによる無伴奏ツアーで、英国とアイルランドの31か所を巡ったなかから選りすぐりの13曲が収められています。
13曲中トラッドは3曲、他にコニー・コンヴァース、デイヴ・ドッヅ、ピーター・ベラミー、ジョニー・ハンドル、モリー・ドレイク、リチャード・ドウソン、グレイム・マイルズなど渋めのソング・ライターの楽曲が並ぶさまは流石アンサンクスと云ったところです。
詳しくは「Vinyl and so on/arrival」をご覧ください。