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2025-04-26 15:29:00
先日ご来店のCDショップ タムボリンの船津さんに持ってきていただいたエリック・アンダースンの新作『Blue River Live in Toyko』がすこぶる素晴らしい。2012年にビルボード東京で行われた名盤『Blue River』の発売40周年を記念したライヴを収録したアルバムで、『Blue River』全曲が唄われています。この2月イタリアのNew Shot Recordsからリリースされました。ライナー曰く傑作は決して古くならないとのこと。エリックの変わらぬ歌声、しびれます。
また一緒に持ってきてくれたリズ・オーヴァーズの『Nightjar』も素晴らしく、このところトラモナのターンテーブルを賑わせています。リズはサセックスのフォーク・シンガーで、初めてのソロ・アルバム。ニール・マッコールとデヴィッド・トムリンズの2本のアコースティック・ギターとベン・ニコルズのウッド・ベースの醸すアンサンブルが少しペンタングルを想わせご機嫌です。全12曲中4曲がトラッドで、特に〈Bad Girl〉は米国はテキサス・グラッデンの〈One Morning In May〉をお手本にした楽曲。水銀の毒性作用で死にゆく少女をオートハープを使って切々と唄っています。
Eric Andersen『Blue River Live In Tokyo』New Shot Records, 2025
Liz Overs『Nightjar』own label, 2024
詳しくは タムボリン さんをご覧ください。
もちろんご来店の際にリクエストしてください。