Vinyl and so on

買おう買おうと思っていてもなかなか手の出せなかったディランの『Triplicate』、来店したルーサー・ラッセルに背中を押されやっと購入しました。なんでもDisc 3に収録されている「Sentimental Journey」の歌詞はルーサーの大おじさん、バッド・グリーンが書いたとのこと。ジェイコブ・ディランに「おまえの大おじさんの曲を俺の親父が歌ってるぜ」って教えられたらしいです。「Triplicate、無いの?」って聞かれて無かったものですから......。後日ラカーニャで買ったことを伝えたら恐縮してました。それにしてもディランって、歌上手いですよね。右側の7インチはルーサーの新譜です。

Liveをやっていただく朝野由彦さんの新譜です。朝野さんの歌声とすぎの暢さんのLap SteelのコンビネーションはJackson Browne & David Lindleyを、はたまた加川良with村上律を髣髴させます。あの名曲「呼び声が訪れるまで」も収録。傑作です。

旧知のYさんから開店祝いにいただきました。
上:Clay Riness / Rollin' In My Changes (1983) ウィスコンシン州出身のSSWの1st。こんな素晴らしいSSW、知りませんでした。
下:Keep It Clean (1974), Matchbox Records ヴィレッジ・シングからリリースされたソロ1st『Peabody Hotel』に続く2枚目。長い間探し求めていたものです。
右:Uncle Walt's Band / Live at the Waterloo Ice House (1982) 盤質をおいても素晴らしい内容でした。
Yさん、ありがとうございました。

Offa RexのThe Queen of Heartsで気を吐いたオリヴィア・チェイニーの新譜。今回は自身のピアノやギターを中心としたシンプルな編成による録音で、その硬質かつ静謐な歌声はブラックホークの空間に聴く者を誘います。

高校の友人、T君が古いレコードを持って来てくれました。30年ぶりの再会です。高校時代にはよく日比谷野音に行ったものです。
エリック・カズ、アーティ・トラウム、スティーブ・ソールズのベアー『Greeting,Children of Paradice』、トム・ヤンスの1st『Tom Jans』、イーヴン・ダズン・ジャグ・バンドのリイシュー盤『Jug Band Songs Of The Southern Mountains』。T君、ありがとう。大切にかけさせてもらいます。