Vinyl and so on

New Arrival
2025-10-17 15:47:14
Ramblin' Jack Elliott『Kerouac's Last Dream』
IMG_1874.JPG

Ramblin' Jack Elliott『Kerouac's Last Dream』Folk Freak, 1981

 

ランブリン・ジャック・エリオットの1981年にドイツのフォーク・フリークからリリースされた『Kerouac's Last Dream』です。リリース当時アナログ盤を買い逃してしまい、ずっとアップルシードのCDを聴いていましたが、真っ青な空の下まっすぐに伸びるハイウェイのジャケ写が忘れがたく、やっとコレクションできました。1980年4月、西ドイツでの録音。お馴染みの〈Buffalo Skinners〉〈Pretty Boy Floyd〉〈If I Were a Carpenter〉〈1913 Massacre〉などのほか、自作のトーキング・ブルース〈Cup of Coffee〉と〈912 Greens〉の2曲を唄っています。

 

当時のフォーク・フリークの勢いは凄く、『Folk Friends』『Folk Friends 2』などのほか、クリストファー・ジョーンズ『No Looking Back』やバスクのオシュコリ『Musik Aus Dem Baskenland』もこのレーベルで初めて聴きました。

 

IMG_1871.JPG

 

IMG_1872.JPG

 

ご来店の際にリクエストしてください。

2025-09-15 17:01:15
Mad Dogs & Englishmen Revisited
IMG_1786.JPG

Tedeschi Trucks Band & Leon Russell『Mad Dogs & Englishmen Revisited (Live at Lockn')』Concord, September 12, 2025

 

テデスキ・トラックス・バンド&レオン・ラッセルのトリビュート・ライヴ・アルバム『Mad Dogs & Englishmen Revisited』が届きました。レオンやクリス・ステイントンも気になりますが、トラモナ的にはリタ・クーリッジ、パメラ・ポランド、クラウディア・レニアなどマッド・ドッグスの歌姫たち。彼女たちの唄う〈Girl From the North Country〉〈Bird On The Wire〉〈The Weight〉素晴らしいです。そしてSpace Choirの分厚いゴスペル・コーラス、これぞスワンプです。

 

IMG_1797.JPG IMG_1798.JPG

 

IMG_1796.JPG IMG_1790.JPG

 

ご来店の際にリクエストしてください。

2025-09-06 15:06:28
Jackson & The Janks『Write It Down』
IMG_1764.JPG

Jackson & The Janks『Write It Down』Jalopy Records, June 2025

 

Jackson & The Janksはダウン・ヒル・ストラグラーズのジャクソン・リンチがニューオーリンズで結成したもう一つのバンド。スティール・ギター、ドラムスにベース・サックスと云う一風変わった編成で力強いリンチの歌声を支えます。2nd『Write It Down』はデビューアルバムが配信のみだったので初めてのフィジカル。ダウン・ヒル・ストラグラーズの『Old Juniper』と併せて聴くとあのマナサスがよりプリミティヴに蘇ります。

 

ご来店の際にリクエストしてください。

 

IMG_1762.JPG IMG_1763.JPG

 

IMG_1765.JPG

2025-07-19 18:16:55
Mat Green & Andy Turner『Time for a Stottycake』
IMG_1677.JPG

Mat Green & Andy Turner『Time for a Stottycake』WildGoose Studios, 5 January 2024

 

少し前の新譜ですが素晴らしいのでご紹介します。マット・グリーンとアンディ・ターナーはイングランドはオックスフォードで活躍するマグパイ・レーンの初期からのメンバー。ふたりだけのデュオ・アルバムは初めてで、マットがフィドルを担当し、アンディがコンサーティーナとメロディオンで唄います。元々モリス・ダンサーの経験のあるご両人、〈Flowers of Edinburgh / Princess Royal〉〈Glorishears /Highland Mary〉などモリス・チューンのメドレーを中心に、フェアポートやアルビオンズでお馴染みの〈Battle of the Somme〉などもフィドルとコンサーティーナの演奏で軽妙に聴かせてくれます。また〈Muffin Man / Quickstep in the Battle of Prague / Welch's Polka〉や〈The Golden Glove〉で聴けるアンディのワン・ロウ・メロディオンの演奏はまさにメリー・イングランド。今は亡きタフティ・スウィフトの数々の名盤を想い浮かべます。

 

全16曲中、唄ものは6曲で、全てアンディが唄っています。スティーライやフランキー・アームストロングで聴き馴染んだ〈Saucy Sailor〉は無伴奏で、ピーター・ベラミーのライヴ1曲目として知られる〈On Board a '98〉はピーターのメロディではなく、ヴォーン・ウィリアムズがノーフォークで採譜したもの。そして〈The Barley Raking〉と〈Nottingham Goose Fair〉はフィドラーズ・ドラムやオイスター・ケイリ・バンドのジョン・ジョーンズとキャシー・ルサーフの歌唱で学んだとか。懐かしい名前に出会いました。

 

IMG_1686.JPG IMG_1679.JPG

 

ご来店の際にリクエストしてください。 

1