Vinyl and so on
Bobby Charles『Bearsville Studio Sessions』Bearsville, Rhino Records, 2025
こんなものがリリースされているのは知りませんでした。この春のレコード・ストア・デイのアイテムだそうです。音自体はすでにリリースされている1996年の『ベアズヴィル・ボックス』や2011年のライノ・ハンドメイド盤で聴き馴染んだポール・ロスチャイルド・セッションを中心に1枚にしたものですが、こうしてアナログ盤になると作品感が増し、鑑賞の対象としてより身近になったような。アルバムの随所で光るポール・バターフィールドのブルースハープとクリストファー・パーカーと思われるファンキーなドラムがボビーの歌声を際立てます。
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Patti Reid『Pink Sand』Big Ponds, 2002
1987年にフェルサイドからリリースされたデビューアルバム『Patti Reid』が素晴らしかったイングランドのフォーク・シンガー、パティ・リードのセカンドアルバムです。旧作ですが、『200CDブリティッシュ・ロック』や『ブリックヤード・ブルース』を著したイアン・サウスワースさんの中古レコード店「WyreLightRecords」でコレクションできました。前作では当時売り出し中のゴードン・タイロールが半数の曲でギターやフルートの伴奏を付していましたが、今回はすべて無伴奏です。
ディランも唄った〈Jim Jones〉で始まる全15曲は〈Lowlands Of Holland〉〈Craigie Hill〉など再演を含め、〈Tam Lin〉〈Loving Hannah〉などお馴染みのトラッドが並びますが、マーティン・カーシーの代表曲〈Flower Of Serving Men〉は興味深く聴くことができます。またカナディアン・トラッド〈Farewell To Nova Scotia〉はゴードン・タイロールから学んだものではないでしょうか。無伴奏の歌唱ながらも前作同様ブリティッシュ・フォークのさり気なさを湛えた好盤です。
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Ramblin' Jack Elliott『Kerouac's Last Dream』Folk Freak, 1981
ランブリン・ジャック・エリオットの1981年にドイツのフォーク・フリークからリリースされた『Kerouac's Last Dream』です。リリース当時アナログ盤を買い逃してしまい、ずっとアップルシードのCDを聴いていましたが、真っ青な空の下まっすぐに伸びるハイウェイのジャケ写が忘れがたく、やっとコレクションできました。1980年4月、西ドイツでの録音。お馴染みの〈Buffalo Skinners〉〈Pretty Boy Floyd〉〈If I Were a Carpenter〉〈1913 Massacre〉などのほか、自作のトーキング・ブルース〈Cup of Coffee〉と〈912 Greens〉の2曲を唄っています。
当時のフォーク・フリークの勢いは凄く、『Folk Friends』『Folk Friends 2』などのほか、クリストファー・ジョーンズ『No Looking Back』やバスクのオシュコリ『Musik Aus Dem Baskenland』もこのレーベルで初めて聴きました。
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Tedeschi Trucks Band & Leon Russell『Mad Dogs & Englishmen Revisited (Live at Lockn')』Concord, September 12, 2025
テデスキ・トラックス・バンド&レオン・ラッセルのトリビュート・ライヴ・アルバム『Mad Dogs & Englishmen Revisited』が届きました。レオンやクリス・ステイントンも気になりますが、トラモナ的にはリタ・クーリッジ、パメラ・ポランド、クラウディア・レニアなどマッド・ドッグスの歌姫たち。彼女たちの唄う〈Girl From the North Country〉〈Bird On The Wire〉〈The Weight〉素晴らしいです。そしてSpace Choirの分厚いゴスペル・コーラス、これぞスワンプです。
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